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发布时间
7月3日
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バルカン半島の国アルバニアで、アメリカのトランプ大統領の娘の夫、クシュナー氏が関わる高級リゾートの建設計画への懸念から始まった大規模な抗議デモが1か月以上にわたって続いています。抗議デモの訴えは、政治への不信感を背景に首相の退陣を求める内容に拡大しています。
アルバニアの首都ティラナなどで連日、行われている抗議デモは、フラミンゴなどが生息するアドリア海周辺の南部の自然保護区などに高級リゾート施設を建設する計画に反対するために始まったもので、フラミンゴの形をしたプラカードなどを掲げて抗議していることから「フラミンゴ革命」と呼ばれています。
計画には、アメリカのトランプ大統領の娘の夫、クシュナー氏が関わっていて、5月末に予定地の近くで、デモの参加者が警備会社の社員と争いけがをしたことをきっかけにティラナなどに広がりました。
大規模なデモは1か月以上にわたって続いていて、建設計画をめぐる手続きや政治への不信感から、訴えは、アルバニアのラマ首相の辞任や汚職の撲滅といった内容に拡大しています。
デモに参加している環境団体のアレクサンダー・トライチェさんは、「私たちはこれを環境問題よりも大きな問題の表れだとみなしている。国の統治のあり方に不満を抱いている人が大勢いる」と話していました。
ラマ首相はSNSへの投稿で「計画は、政府とは無関係だ。事実が、全く不当な中傷に取って代わられてしまっている」などと抗議デモを批判する一方、自国に大きな利益をもたらすとして計画を後押しする考えを繰り返し示しています。
クシュナー氏 南部の豊かな自然に魅了された ロイター通信
この計画は、クシュナー氏がおととしSNSでアルバニアやセルビアで進めているプロジェクトの1つとして高級リゾートのイメージ図を発表しました。
アメリカのブルームバーグの当時の記事は、計画ではアルバニアの保護地区がある海岸沿いに、最大1万室の宿泊施設の建設が検討されていると伝えていました。
また、ロイター通信は、クシュナー氏がこの地域を建設場所に選んだ経緯について、クシュナー氏と妻のイバンカ・トランプ氏が数年前にアルバニアを訪れ、南部の豊かな自然に魅了されたためと伝えています。
アルバニア 2030年までにEU加盟目指す
アルバニアは、ヨーロッパ南東部のバルカン半島にある国で、第2次世界大戦後、共産主義政権が続き、国際的に孤立していたことから、「ヨーロッパの北朝鮮」とも呼ばれていました。
1992年に民主化したあとも体制の変化に伴う混乱もあって経済が悪化し、「ヨーロッパの最貧国」と言われたほか、1997年には、国内で流行していたネズミ講が破綻し、各地で被害者による暴動が発生しました。
その後は、外国からの投資や援助によって経済発展が進んでいて、2030年までにEU=ヨーロッパ連合に加盟することを目指しています。
一方、EU諸国よりも高い貧困率をどう下げていくかや、世界各国の汚職を監視するNGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」が発表している世界の汚職に関するランキングで、ヨーロッパの中で最も汚職がひどい国の1つとされていて、汚職の撲滅が大きな課題になっています。
抗議デモの取材を続けている現地のジャーナリスト団体で編集長を務めるベサール・リクメタさんは、今回のデモでは、環境問題をきっかけに、こうした国の課題に対する国民の怒りに火がついたと指摘します。
リクメタさんは「少数のエリートが政治権力を掌握してさらに富を蓄積する一方で、残りの人たちはますます貧しくなっている」と述べ、人々が貧富の格差の拡大に不満を持っていると強調しました。
そして「これは過去30年にわたって国を運営してきた地元の指導者たちの手法に対する抗議だ。参加者たちは首相を拒否し、野党指導者たちの退陣も求め、新しいアルバニアを望んでいる」と話しています。
一方、EUの執行機関にあたるヨーロッパ委員会は、リゾート計画がEUの環境規制に抵触する可能性があると指摘しています。
これについてリクメタさんは、「政府は、保護地区を危険にさらすだけでなく、ヨーロッパの一員としてのアルバニアの政治的な将来をも危うくしている」と述べ、懸念を示していました。
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