インド旅客機墜落事故から1年 遺族「事故原因の早期究明を」

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インド旅客機墜落事故から1年 遺族「事故原因の早期究明を」

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6月12日

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去年6月、インド西部で旅客機が墜落し、乗客乗員など260人が死亡した事故から12日で1年です。航空当局による事故原因調査が続いていますが特定には至っておらず、遺族は原因を早く明らかにし、再発防止につなげてほしいと訴えています。

インド西部グジャラート州のアーメダバードで去年6月12日、イギリス行きの「エア・インディア」の旅客機が離陸直後に墜落し、乗客と乗員241人のほか、地上の大学の寮などにいた学生らが巻き込まれ、合わせて260人が死亡しました。

航空当局はこれまでの調査で、離陸した時にエンジンへの燃料供給を制御するスイッチが切れ、機体の推力が失われたと指摘する一方、墜落の詳しい原因は特定されていません。

複数のインドメディアは、回収されたエンジンが製造元のアメリカに送られ詳細な調査が行われているとして、最終報告書の取りまとめが当初の予定より遅れていると伝えています。

事故で弟を失ったスニタ・モディさんは「何が起きたのか詳しく知りたいです。乗客の安全が守られ、安心して飛行機に乗れるようにするべきです」と話し、事故原因を早く明らかにし、再発防止につなげてほしいと訴えています。

墜落現場の建物 ほとんど手付かずのまま

旅客機が墜落したのは滑走路の延長線上にある大学の敷地で、現場の建物は1年がたった今もほとんど手付かずのままです。

食堂が入った建物は屋上部分が傾き、窓枠が大きくゆがんでいて、事故の衝撃の大きさが伺えるほか、隣の寮は激しい火災で黒く焼け焦げた跡があり、壁も崩れています。

事故当時、食堂にいたという男子学生は「最初はガスが爆発したと思いました。何が起きたのか分からず、壁が崩れて土やほこりが舞っていて、慌てて飛び出しました」と話し、周囲はパニック状態だったと振り返りました。

同じ建物にいた知人が亡くなったということで「私たちは毎日、ここで食事をしていました。飛行機が墜落し命を失うとは誰にも想像できません。私が巻き込まれていたかもしれないと何度も考えました」と事故の衝撃で心に深い傷が残っていると話しています。

遺族「何が起きたのか知りたい」

事故で亡くなったバハベシュ・モディさん(46)は、長年、イギリスの首都ロンドンで働き、仕送りをして家族の生活を支えていました。

4年前にいったんインドに帰国しましたが、高い収入が得られるイギリスで再び仕事をしようと、墜落した飛行機に乗っていました。

姉のスニタさんは、バハベシュさんの支援で美容院を開く夢をかなえられたと話し「支えてくれたおかげで、やってこれました。家族のことを気にかけてくれた弟がいないことが、今でも信じられません」と話し、事故のあと飛行機の音を聞くだけで恐怖を感じるようになったといいます。

そのうえで「何が起きたのか詳しく知りたいです。乗客の安全が守られ、安心して飛行機に乗れるようにするべきです」と話し、事故原因を早く明らかにし、再発防止につなげてほしいと訴えました。

安全

N4名詞

あんぜん

anzen

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名詞
  1. 1安全
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ニュースでは「安全」について伝えています。

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