南シナ海仲裁判断10年 比外相「国際秩序の揺るぎない基盤」

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南シナ海仲裁判断10年 比外相「国際秩序の揺るぎない基盤」

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7月10日

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フィリピンのラザロ外相がいしょうは、南シナ海で中国の領有権の主張を全面的に否定した国際こくさい的な仲裁判さいばん断から12日で10年となるのを前に、「仲裁判さいばん断は国際こくさい秩序の揺るぎない基盤だ」と述べ、日本などと連携れんけいして地域ちいきの安定に向けた取り組みを強化きょうかしていく考えを強調しました。

フィリピンは、南シナ海の領有権をめぐって中国の主張を全面的に否定する国際こくさい的な仲裁裁判さいばんの判断を2016年に勝ち取りましたが、中国は判断を無効だとして受け入れていません。

この判断から12日で10年となるのを前にフィリピン外務省は、10日、首都マニラで各国の政府せいふ関係者などを集めて催しもよおしを開きました。

この中で、フィリピンのラザロ外相がいしょうは「仲裁判さいばん断はルールに基づく国際こくさい秩序の揺るぎない恒久的な基盤だ」と述べたうえで、「この判断を外交がいこう政策せいさくの不可欠な基盤とし、同盟やパートナーシップを最大ピーク限に活用して、緊張の緩和かんわを進めていく」として、日本を含む各国と連携れんけい地域ちいきの安定に向けた取り組みを強化きょうかしていく考えを強調しました。

催しもよおしには、日本から島田外務政務官も参加し、「日本は、フィリピン政府せいふが一貫して法の支配を重視し、仲裁判さいばん断に従った立場を堅持してきたことを高く評価し、強く支持している」と述べ、南シナ海をめぐる問題への対応も含めフィリピンとの関係強化きょうかを続けていく姿勢を示しました。

中国外務省報道官「中国はこの判断を受け入れず 認めていない」

南シナ海で中国の領有権の主張を全面的に否定した国際こくさい的な仲裁判さいばん断から12日で10年となることについて、中国外務省の毛寧報道官は10日の記者会見で「中国はこの判断は不法かつ無効で、法的拘束力を持たないと繰り返し表明してきた。中国はこの判断を受け入れず、認めていない。判断に基づくいかなる主張や行動も受け入れない」と述べました。

そのうえで、南シナ海をめぐり中国とASEAN=東南アジア諸国連合の間で策定に向けて協議を進めている「行動規範」に触れ「中国はASEAN諸国との協議を加速し、行動規範の早期策定に向けて南シナ海の平和と安定をともに維持するよう尽力している」と主張しました。

外相

N2名詞

がいしょう

gaishou

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名詞
  1. 1外相
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