ウクライナ軍事専門家 迎撃ミサイル「生産開始まで約2年」

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ウクライナ軍事専門家 迎撃ミサイル「生産開始まで約2年」

发布时间

7月10日

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アメリカのトランプ大統領が、防空システム「パトリオット」で使う迎撃ミサイルのライセンス生産をウクライナに対して容認したことについて、ウクライナの軍事専門家は、実際に生産始まるまでにはおよそ2年と、長い時間がかかるという見方を示しました。

ウクライナの防空体制に詳しい軍事専門家、ワレリー・ロマネンコ氏は、9日、首都キーウでNHKのインタビューに応え、アメリカから迎撃ミサイル生産ライセンスをすでに取得している日本やドイツの企業でも、ライセンスの取得から生産開始まで、少なくとも1年半から2年かかったと指摘しました。

そして「日本やドイツのように巨大でハイテクな産業を持つ、世界で最も先進的な国々でさえ、およそ2年かかった。ウクライナも同様の期間が必要になるだろう」と述べ、防空体制がすぐに強化されるわけではないという厳しい見方を示しました。

そのうえで、ウクライナの防衛はヨーロッパ全体の安全保障にも直結するとして「万が一、ウクライナが負けたり、自国の防衛に必要な兵器を生産できなくなったりしたら、その時は、ヨーロッパに危険が及ぶことになる」と指摘し、ヨーロッパの国々による支援の継続は欠かせないという考えを示しました。

また、「パトリオット」で使う迎撃ミサイルが、日本では、自衛を目的として、ライセンス生産が認められていることに触れ、将来、日本とウクライナが防空の分野で協力関係を深めることに期待を示しました。

ロシア 迎撃ミサイル生産容認のアメリカへの批判控える

アメリカのトランプ大統領が、「パトリオット」で使う迎撃ミサイルのライセンス生産をウクライナに対して容認したことについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は9日、記者団に対し「承知はしているが、アメリカはヨーロッパ各国とは異なり、依然として和平プロセスを促進したいという意欲を持ち続けている。たとえ彼らが、時折見当違いをしたり、過ちを犯したりすることがあっても、その意欲は、われわれには誠実なものに思える」と述べました。

ロシアとしては、ウクライナとの和平協議の仲介役として、トランプ大統領をロシア側に引き寄せたいねらいから、トランプ大統領への批判を控えたものとみられます。