米中央軍 イランに対し追加攻撃 両国の協議いっそう不透明に

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米中央軍 イランに対し追加攻撃 両国の協議いっそう不透明に

发布时间

7月9日

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イラン情勢をめぐり、アメリカ中央軍は8日、日本時間の9日朝、イランに対する追加の攻撃を開始したと明らかにしました。これを前にイランのメディアは、新たに攻撃を受ければホルムズ海峡を封鎖し報復攻撃を行うとの情報筋の話を伝えていて、両国による協議はいっそう先行きが見通せなくなっています。

中東地域を管轄するアメリカ中央軍は、8日、日本時間の9日朝、SNSへの投稿で、イランに対して追加の攻撃を開始したと明らかにしました。

この中では「イランの、ホルムズ海峡における航行の自由を脅かす能力をさらに弱めるためだ」としています。

アメリカ中央軍は前日の7日、イランがホルムズ海峡を航行していた商船3隻を攻撃したことへの対応だとして、80を超える標的を攻撃したと明らかにし、これについてアメリカのトランプ大統領は8日、訪問先のトルコで「われわれはおそらく今夜もまた彼らを激しく攻撃する。少し警告しておく」と述べていました。

さらに、イラン最大の原油の積み出し拠点となっているカーグ島を掌握する可能性も示唆したほか、イランの港に出入りする船舶への封鎖措置を再開する可能性にも言及しました。

一方、その後、開かれた記者会見の場では、本格的な戦闘が再開されるのかどうか問われ、「再開するとは思わない。何かが起きるにしても、非常に早く終わるだろう」と述べて、攻撃を行っても短期的なものになるという考えを示しました。

イラン側は強く反発しています。

8日の追加の攻撃を前に、イラン国営の英語放送「プレスTV」は、情報筋の話として、イランは新たに攻撃を受ければホルムズ海峡を封鎖し、報復攻撃を行うと伝えました。

この情報筋は、「ホルムズ海峡の管理を維持するために戦う用意がある」としたほか、「いかなる脅威に対しても強力な対応がとられるだろう。イランはアメリカとそのパートナーを区別しない」と述べたとして、アメリカ軍の基地のある中東地域の国への攻撃も示唆しています。

イラン外務省のバガイ報道官は8日、SNSに、「アメリカは一方的な行動とイランへの攻撃により合意の構造を侵害した。イランは、国益の保護と主権の行使を断固として追求していく」と投稿しました。

イランでは9日、アメリカとイスラエルの攻撃で殺害された前の最高指導者、ハメネイ師の遺体が埋葬されることになっています。

アメリカとイランの戦闘終結に向けた協議について、仲介国カタールは、ハメネイ師の葬儀が終了したあと、可能なかぎり早期に開催される予定だとしていましたが、両国による協議はいっそう先行きが見通せなくなっています。

イラン南部で爆発音 イラン報道

イランの複数のメディアは8日夜、イラン南部のバンダル・アッバースやシリクなどで複数の爆発音が聞こえたと報じました。

このうち、メフル通信は、「バンダル・アッバース付近では防空システムが対応している」などと伝えていますが、詳細については明らかになっていません。

また、複数のメディアは南東部のチャバハルで港湾施設に被害が出て、病院にも破片が落ちてきたと報じているほか、現地時間の9日に入っても各地で爆発音が聞こえるなどといった情報を伝えています。

また国営メディアは地元幹部の話として、南部ブシェールで軍事基地に攻撃があったが、これまでのところ人的被害は出ていないなどと伝えています。