中国が潜水艦からミサイル発射 関係国などから懸念の声

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中国が潜水艦からミサイル発射 関係国などから懸念の声

发布时间

7月7日

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中国海軍は6日、戦略原子力潜水艦が、模擬弾頭を搭載したミサイル1発を発射し、太平洋の公海上に着弾させたと発表しました。中国側は、「事前に関係国に通知し国際法にも合致している」としていますが、日本を含む関係国などからは懸念の声が上がっています。

中国海軍は6日、日本時間の午後1時すぎに、戦略原子力潜水艦が、訓練用の模擬弾頭を搭載した潜水艦発射型の戦略ミサイル1発の発射実験をしたと発表しました。

ミサイルは、太平洋の公海上に予定どおり着弾したということですが、具体的な場所などは明らかにしていません。

中国共産党系のメディア、「環球時報」はネット版で、中国の専門家の見方として、発射されたのは最新のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの「巨浪3」である可能性が高いと伝えました。

「巨浪3」は去年9月に北京で行われた軍事パレードで初公開され、射程が1万キロ以上で南太平洋から太平洋東部までの海域をカバーするとしています。

また、香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」は、潜水艦発射型のミサイル実験確認されたのは44年前の1982年以来で、原子力潜水艦からは初めてだと伝えています。

中国外務省の毛寧報道官は6日の記者会見で、「特定の国や目標に対するものではなく、事前に関係国に通知していて国際法と国際的な慣例に合致している」と述べました。

一方で、日本やオーストラリアといった関係国などからは懸念の声が上がっています。

外相「中国の急速な軍事力増強の一環」 懸念示す

オーストラリアのウォン外相は6日、訪問先のフィジーで取材に応じ、オーストラリア政府は中国からミサイル発射実験に関して事前に通知を受けていたと説明しました。

そして「われわれが地域の安定を損なうとみなしていることを中国側に明確に伝えている」と述べた上で、「今回の発射実験は、中国の急速な軍事力増強の一環にあるものだ」として懸念を時しました。

台湾「国際社会を威嚇しようとしている」中国に自制を求める

中国海軍によるミサイル発射実験について、台湾総統府は6日、報道官の談話を発表し「国際社会を威嚇しようとしている」と非難しました。

その上で、中国に対して自制を求め「ルールに基づく国際秩序の正しい軌道に戻り、無責任で一方的な行為を直ちにやめるよう呼びかける」としています。

また、台湾外交部も「中国は地域の安定をかえりみず、平和な現状を脅かすさまざまな行為を継続している」と非難するコメントを発表しました。

中ロ合同の海上軍事演習の開幕式 終了後に太平洋パトロールも

中国海軍は6日、ロシアの海軍との合同演習の開幕式が中国東部の青島で行われたと発表しました。

式のあと、両国の海軍は演習の重点項目などを確認したということです。

参加する部隊は青島周辺の海域や空域に移動し、合同の偵察や防空・ミサイル防衛などの演習のほか、実際に武器を用いた訓練も行う予定だとしています。

また、演習終了後には部隊の一部が太平洋の関連海域で合同パトロールを実施するということで、太平洋周辺での中国軍の活動が活発になっています。