カボベルデ どんな国?W杯で大躍進 日本と意外なつながりも

体育实时新闻NHK NEWS WEB

カボベルデ どんな国?W杯で大躍進 日本と意外なつながりも

发布时间

7月4日

阅读时长

17 分钟

精选词

12

先读原文,再点词查看解释,会更容易建立真实语感。

重点读音
提示已显示新闻重点词的平假名读音;点击词语仍可打开词条详情。

「カボベルデって、どんな国?」

サッカーワールドカップで初出場ながら決勝けっしょうトーナメントに進出したカボベルデ。連覇をねらうアルゼンチンに延長の末、敗れやぶれるたものの追い詰めました。

アフリカ大陸の西に位置する、10の主要な島々からなる国です。面積は滋賀県と同じくらいで、およそ59万人が暮らしています。

実は古くから日本と深い関係があるんです。 カボベルデをよく知る人たちを取材しゅざいしました。

【NHK ONEで配信】カボベルデの現地の暮らしや日本とのつながりは

【NHK ONEで配信】カボベルデの現地の暮らしや日本とのつながりは 配信期限:2026年7月11日(つち)午後10:00

初出場で“旋風” アルゼンチンとも大熱戦

ワールドカップ初出場のカボベルデは、1次リーグでスペイン、ウルグアイと引き分け。ともに優勝ゆうしょう経験のある国から勝ち点「1」ずつを奪う粘り強い戦いぶりを見せました。

初めての大舞台で“旋風”を起こし、決勝けっしょうトーナメント進出を決めました。

そして、決勝けっしょうトーナメント1回戦では前回大会たいかい王者のアルゼンチンとの激しい争いとなりました。

延長戦のすえ敗れやぶれるましたが、2回追いつく粘りを見せて王者を最後まで苦しめました。

【詳しくはこちら】W杯 アルゼンチンがカボベルデに延長戦で勝利しょうり 2回戦へ

【詳しくはこちら】W杯 アルゼンチンがカボベルデに延長戦で勝利しょうり 2回戦へ

カボベルデはどんな国?長期滞在した日本人が語る魅力

【カボベルデ】 ▽アフリカ大陸の西に位置する 10の主要な島々からなる国 ▽面積:滋賀県と同じくらい ▽人口:約59万 ▽主な産業さんぎょう漁業ぎょぎょう農業のうぎょう。温暖なリゾート地としても知られ、豊かな自然を求めて、多くの観光客が訪れる

このカボベルデに長期滞在した日本人がいます。

映像クリエイターの片岡力也さん。6年前、新婚旅行でカボベルデに立ち寄ったところ、新型コロナの影響で、空港が閉鎖され、予期せず1年以上滞在することになったといいます。

片岡力也さん 「海がきれい、治安がいい、人もいい、ごはんもおいしい」

現地の様子を動画で発信しながら、カボベルデの人たちと交流を深めました。

片岡力也さん 「ノーストレスというあいさつがあるんですよ。ノーストレスと言ってくるんですよ、出合い頭に。“気楽に行こうぜ”みたいな文化なんですね」

世界100か国ほどを旅してきたという片岡さん。

現地で目にした “サッカー熱” が強く印象に残っているといいます。

片岡力也さん 「そこら辺を歩いていたら子どもたちがサッカーをしていたりとか。サッカーコートも結構あったりとか。サッカー以外のスポーツをほぼ見なかったですね」

動画制作がきっかけで、2021年の東京オリンピックでは、カボベルデのアンバサダーに任命されるなど、いまも交流が続いているという片岡さん。

ワールドカップを通じて、カボベルデの魅力を広く知ってほしいと考えています。

片岡力也さん 「(カボベルデが注目されていることについて)めちゃくちゃうれしいですよ。ただ単にサッカーの部分だけ認知されたわけじゃなくて、きれいな自然があったり、すごくすてきな人たちがたくさんいるというところもフォーカスされるわけじゃないですか。それは、すごくうれしいな」

日本とは古くからの深い関係

カボベルデ、実は古くから日本と深い関係があります。

「日本かつお・まぐろ漁業ぎょぎょう協同組合」を訪ねました。

吉田裕之 国際部長 「遠洋マグロの世界では、そうですね、なじみ深い国。知らない人はいないと思います」

北大西洋は遠洋マグロ漁の重要な漁場の1つ。

カボベルデは、捕ったマグロを運搬用の船に積み替えたり、燃料を補給したりするための寄港地となっています。

1960年代頃に日本のマグロ漁船が多く立ち寄り、現在も、年間のべ40隻ほどが港を利用しているといいます。

現地には、そうした縁から、生まれたとされる、歌もあるそうです。

「SAIKO DAYO」

タイトルは「最高だよ」。

日本の船員と現地の人との交流から生まれた、歌だといいます。

吉田裕之 国際部長 「夜、食事に行くとライブバンドをやってるところに連れて行ってくれるんですよ。すると1回くらいは、その最高・最高だよっていう歌を歌ってくれますね」

これまでに10回以上、カボベルデに足を運んだという吉田さん。

意外な人ともつながりがあったことがわかったということです。

それが今大会たいかい、カボベルデの大躍進を支えた40歳のゴールキーパー、ボジーニャ選手です。

再三のピンチも好セーブでしのぎました。

吉田裕之 国際部長 「私も今回のワールドカップで初めて知ったのは、ボジーニャ選手のお父さんと、うちの入港代理店の社長が親戚でした。驚きました」

「こんな小さな国の人たちが頑張っている中で、その人たちを応援しているという意味でも、そこに日本の皆さんにも思いをはせて頂きたい」

「今まで知らなかった国が一気に身近に感じられるようになる」

こうしたことも、サッカーワールドカップの魅力かもしれません。