2歳娘への虐待死事件で両親が起訴内容認める 和歌山地裁

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2歳娘への虐待死事件で両親が起訴内容認める 和歌山地裁

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7月2日

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虐待でやせ細った2歳の長女に適切な治療ちりょうを受けさせず死亡しぼうさせた罪に問われている両親の初公判が和歌山地方裁判所さいばんしょで開かれ、いずれも起訴きそされた内容を認めました。検察は、ストレスのはけ口として長女への虐待を続けていたと主張しました。

平晴流被告(26)と平菜々美被告(26)の夫婦は、和歌山市の自宅で長女の流菜ちゃん(当時2)に虐待を加え、顔などに傷があることや、やせ細っていたことを分かっていたにもかかわらず適切な治療ちりょうを受けさせずに去年7月に死亡しぼうさせたとして、保護ほご責任せきにん者遺棄致死の罪に問われています。

2日、和歌山地方裁判所さいばんしょで開かれた裁判さいばん裁判さいばんの初公判で、2人は「間違いありません」と述べて起訴きそされた内容を認めました。

検察は冒頭陳述で「2人は長女をストレスのはけ口にしていた。母親はこぶしやリモコンで頭を殴ったり、足で背中を踏みつけたりした。父親は布団に放り投げるなどの暴力をふるっていた。2人は虐待の発覚をおそれ病院びょういんに連れていかなかった」と述べました。

また、亡くなったときの身長は平均より11センチ低く、体重は平均より5.7キロ軽かったと説明せつめいしました。

一方、父親の弁護士は「死につながる暴力などを行っていたのは母親で、父親は被害ひがいを防ごうとしていた」と述べ、母親の弁護士は「2人の間に責任せきにんの差はない。長女の容姿について親族から悪く言われ精神的に追い詰められていた」と述べました。

母親の被告人質問「食い意地が張っていて嫌な気持ちに」

2日は母親への被告人質問も行われました。

母親は食事を与えなくなったいきさつについて「娘は食い意地が張っていて、自分たちのごはんにも手を出すようになったので、嫌な気持ちになって、娘のごはんの量を減らすようにした」と述べました。

亡くなる3日前、長女があごにけがをした時については「後ろから突き飛ばしたら娘のあごが裂けた。やせていたし、ほかにもけががあったので虐待がばれると思って病院びょういんに行かなかった」と話しました。