ダッカテロ事件から10年 犠牲の日本人遺族 “警備強化を”

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ダッカテロ事件から10年 犠牲の日本人遺族 “警備強化を”

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7月1日

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バングラデシュでイスラム過激派が飲食店を襲撃し日本人7人を含む22人が犠牲になったテロ事件から7月1日で10年です。亡くなった日本人の遺族は「この事件で最後にしてもらいたい」と海外で働く日本人の警備体制の強化を訴えました。

バングラデシュの首都ダッカで2016年7月1日、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る男らが飲食店を襲撃し、JICA=国際協力機構の事業を請け負っていた日本人7人を含む22人が犠牲になりました。

事件から10年となるのに合わせて、亡くなった岡村誠さんの父親、駒吉さんがNHKの取材に応じ、「10年がたっても、整理はついていません。本来だったら『ただいま』と帰ってくる人がいなくなり、帰ってこないのだから、10年、20年がたっても、一緒だと思います」とことばを詰まらせながら心境を語りました。

そのうえで駒吉さんは「当時はISのテロが多く、非常に不安があるところに行くことになるので警備が必要でしたが、全く不十分でした」と述べ、海外で国のために働く日本人の警備体制の強化を訴えました。

JICAではこの事件を教訓に、リスクが高い地域で防弾車などの整備安全管理担当者の配置を進めたほか、速やかに安否確認を行うシステムを導入するなど、対策に取り組んでいます。

駒吉さんは「ほかの治安が悪い地域でも多くの人が働いていますが、身の安全を確実に守らないと事業を継続できないと思います。日本政府が相手国の政府に警備をしっかり行ってもらうよう伝え、この事件で最後にしてもらいたい」と話していました。