【Q&A】山梨県で震度6弱 ポイントを専門家に聞く

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【Q&A】山梨県で震度6弱 ポイントを専門家に聞く

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6月27日

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山梨県で震度じしん6弱の揺れを観測かんそくした山梨県東部・富士五湖を震源しんげんとする地震じしんについて、地震じしんや地殻変動のメカニズムに詳しい京都大学だいがく防災研究所けんきゅうの西村卓也教授に聞きました。

Q. 今回の地震じしんでこれまでに分かっていることは? A. この辺りはフィリピン海プレートという海側のプレートが陸側に衝突している地域ちいきです。過去にもマグニチュード6程度の地震じしんがたびたび起きているところです。

Q. どんな影響えいきょうが考えられますか? A. 震度じしん6弱は非常に強い揺れで崖崩れに注意が必要です。山間地も多く、急傾斜地で崖崩れ、地すべりが想定されます。耐震性が低い建物だと大きな被害ひがいが出ることも考えられます。

Q. この地域ちいきでの地震じしんは富士山との関係が気になります。震源しんげんの場所、富士山の位置からみてどう考えますか? A. 地震じしんのメカニズムとしては全く火山かざん性の地震じしんではなく、直接影響えいきょうを及ぼすことはないと思います。ただ、距離としては富士山まで30キロくらい、箱根山まで30キロくらいです。すぐに活動が活発化することはないと思いますが、地震じしん活動によって火山かざん影響えいきょうが及ぶことは過去に全くないわけではないので、しばらくはデータに注視が必要です。

Q. あめも降っていますが影響えいきょうは? A. 地盤が緩んでいるところもあるので、土砂災害どしゃさいがい、地滑りに注意が必要です。

Q. この地域ちいき地震じしん活動、過去には? A. 今回と比較的似ているのが2021年12月3日、マグニチュード5程度、最大震度じしん5弱の地震じしんがありました。さらにその前には2012年にも同じような規模の地震じしんが起きています。この辺りの地震じしんで特徴的なのは、同じような規模の地震じしんが続発することです。2021年と2012年には同じような規模の地震じしんが起きていますので、このあとも同規模の地震じしんにしばらくの間は注意が必要です。

Q. 夜間帯の準備はどうすれば? A. 寝る場所を家具が倒れないところにする、家だと1階より2階で寝る。裏が崖なら、ある程度離れた場所に移動するのが大事です。

Q. 震源しんげんの特徴は? A. 山梨県東部の大月市辺りから神奈川県西部、山梨県と神奈川県の県境辺りにかけて同じようなプレートの衝突が原因と思われる地震じしんがよく起こる場所があります。「地震じしんの巣」とも言われる場所です。

Q. 震源しんげんからやや離れた場所で震度じしん6を観測しましたかんそくが。 A. 震源しんげんの距離からすると離れている場所だが、おそらく場所の地盤の状況等によって揺れがかなり異なるということがあります。

Q. 日中、千葉で地震じしんあったが関係はありますか? A. 直接は2つの地震じしんは関係しないと思います。同じように海側のプレートが陸側のプレートに沈み込む地震じしんですが、沈み込んでいるのは今回の地震じしんはフィリピン海プレート、千葉の地震じしんは太平洋プレートです。その位置関係からみても直接の関係はありません。