東京女子医大 2歳児死亡事故 検察控訴せず元研修医の無罪確定

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東京女子医大 2歳児死亡事故 検察控訴せず元研修医の無罪確定

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6月15日

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12年前、東京女子医科大学だいがく病院びょういんで鎮静剤を長時間投与された2歳の男の子が死亡しぼうした事故じこで、業務上過失致死の罪に問われた当時の研修けんしゅう医に無罪が言い渡された判決はんけつについて、検察は控訴こうそせず、無罪が確定しました。一方、有罪判決はんけつを言い渡された責任せきにん者の医師いしの弁護側は、判決はんけつを不服として控訴こうそしました。

無罪が確定したのは、東京女子医科大学だいがく病院びょういんに勤務していた当時、研修けんしゅう医だった福田聡史医師いし(44)です。

2014年、病院びょういんで鎮静剤の「プロポフォール」を長時間投与された2歳の男の子が死亡しぼうした事故じこで、業務上過失致死の罪に問われ、無罪を主張しました。

先月29日の判決はんけつで、東京地方裁判所さいばんしょは「麻酔科と集中治療ちりょうの専門医の資格はなく、副作用の危険性が高まっていると認識することは困難だった」として、福田医師いしに無罪を言い渡しました。

これについて東京地方検察庁は期限までに控訴こうそせず、無罪が確定しました。

この死亡しぼう事故じこでは、集中治療ちりょう室の現場責任せきにん者だった医師いしの小谷透被告(66)も業務上過失致死の罪に問われ、判決はんけつで「副作用の危険があったのに漫然と投与を続けた」として禁錮1年6か月、執行猶予3年が言い渡されました。

小谷医師いしの弁護側は判決はんけつを不服として、今月4日付けで東京高等裁判所さいばんしょ控訴こうそしました。

※この記事を当初掲載した際、「鎮静剤を長時間投与」と表記すべきところ、一部「長期間」と表記していました。失礼しました。