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发布时间
5月28日
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プロ野球で、スイングしたバッターの手からバットが離れ、球審の頭部を直撃する事故がありました。 NPB・日本野球機構はこうした危険なスイングをしたバッターに対して、ペナルティーを適用する新たなルールを設けました。どのようなルールなのか、解説します。 (小澤正修 解説委員)
みみより!解説 プロ野球 “危険スイング” 新ルールは? 初回放送日 5月27日(水)午後0:20 配信期限 6月3日(水)午後0:28
4月16日、神宮球場で行われたヤクルトとDeNAの試合で、バッターがファウルを打った際に、バットが手から離れ、バックネット方向に飛んでしまいました。 そのバットが球審を務めていた川上拓斗審判員の側頭部を直撃し、緊急手術を受ける事態となったのです。川上さんは前日に30歳になったばかりで、この日は初めて1軍の球審を務めた日でもありました。 野球界には大きな衝撃が走り、NPBは審判にヘルメットの着用を徹底するよう通達したのをはじめ、安全対策により一層力を入れて取り組むことになりました。
プロが使用する木製バットは、平均で言えば長さ85センチ前後、重さ850グラム前後のものが多いのではないかと思います。 バットはファンを楽しませる豪快な打球を打つための道具ですが、場合によっては人を傷つけてしまうこともあります。これまでもバッターの手から離れてしまったバットがベンチやスタンドに飛び込んでしまうケースがありましたが、今回のようにほぼ真後ろに飛んで球審を直撃するのは極めて異例です。 そこでNPBはこうした場合にバッターへのペナルティーを適用する新たなルールを設けました。シーズン中に新たなルールが設けられるのは珍しく、NPBがいかに重大な事案だと認識しているかがわかります。
新ルールはどんなものか?
今回NPBは、バッターがスイングした際にバットを最後まで保持し続けず、スイングの途中で投げ出してしまうことを「危険スイング」と定めました。 ペナルティーは、状況に応じて3段階に分かれています。 まず危険スイングによってバットが審判や選手、ベースコーチなどに当たった場合や、ベンチやスタンド、カメラマン席などに飛び込んだ場合は、故意か過失かにかかわらず「即退場」としました。つまり、手が滑ってバットがすっぽ抜けてしまったようなケースも該当することになります。 また危険スイングをしたけれども、他者に当たらなかった場合は「警告」となり、同じ試合で同一のバッターが2回目の警告を受けた場合は「退場」となるとしています。 ルールの適用はすでに始まり、5月15日の巨人とDeNAの試合では、バットがすっぽ抜けてしまったバッターに初めて警告が宣告されました。 NPBは「バットを投げ出すことは非常に危険で安全配慮を著しく欠く行為である。バッターの安全意識を徹底させるためにも、厳格に運用しなければならない」としています。 故意でも過失でも危険スイングになるとしたことで、バッターには「バットを最後まで離さない」という意識がより強く植えつけられると思います。バッターにはどのようにバットを振るのかだけではなく、滑り止めのスプレーなどをしっかり使用することなど、危険スイングにつながらない工夫がより求められます。
安全確保には別の課題も
新しいルールが事故の抑止につながると期待される一方で、「フォロースルー」をめぐる課題も残っています。 フォロースルーは、ゴルフなどでも使われる用語で、ボールをバットでとらえた後もスイングを止めずに最後まで振り切る動作を指します。より強く、遠くに飛ぶ打球を打つために大切な動作だとされ、最近は、片方の手を離してより大きなフォロースルーをする選手も増えています。 バットから両手を離して投げ出すわけではないので、危険スイングにはあたりませんが、フォロースルーでバットがキャッチャーに当たり、プレーが中断するという事態がこれまでにも起こっています。
バッター・キャッチャー・審判の距離は?
さらにバッターは投げられたボールをできるだけ長くみようとバッターボックスの後ろぎりぎりに立つケースも多い一方、キャッチャーは低めのボールを捕球したり、盗塁を防いだりするため、少しでも前でボールを捕りたいと考えます。 球審も「キャッチャーと同じ目線」になることが正確な判定のための基本とされますので、あわせて前に動くことになります。以前よりピッチャーの投げるボールのスピードが上がり、低めに落ちる変化球が増える中で、バッターとキャッチャー、審判の距離は近くなっているという指摘もあるのです。 プロ野球の審判として通算2902試合に出場した井野修さんは「本来選手には自由にプレーをしてほしいが、今回の事故をきっかけに、フォロースルーの大きさなどについても安全への意識がより高まっていってほしいと思う」としています。
安全確保と競技のおもしろさの両立目指し議論を
今回のケースはアマチュアでも起こり得ることですから、プロアマ問わず野球界全体の課題だと言えます。 審判や選手らの安全を確保しながら、競技のおもしろさを保つにはどうしたらよいのか、議論を続けていってほしいと思います。
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