軽井沢スキーツアーバス事故裁判 2審も実刑判決

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軽井沢スキーツアーバス事故裁判 2審も実刑判決

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5月22日

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10年前、長野県軽井沢町で15人が死亡しぼうしたスキーツアーのバス事故じこで業務上過失致死傷の罪に問われたバス会社の社長と元社員に対し、2審の東京高等裁判所さいばんしょは1審に続いて、社長に禁錮3年、元社員に禁錮4年の実刑判決はんけつを言い渡しました。

2016年1月、長野県軽井沢町で、スキーツアーのバスが道路どうろ脇に転落して、15人が死亡しぼうし26人がけがをした事故じこで、東京のバスの運行会社「イーエスピー」の社長、高橋美作被告(64)と、運行管理かんり担当の元社員、荒井強被告(57)が業務上過失致死傷の罪に問われました。

2人が「事故じこを予測できなかった」と無罪を主張したのに対し、3年前、1審の長野地方裁判所さいばんしょは「事故じこを起こすおそれがあると予測できた」として実刑を言い渡しました。

2人は控訴こうそし、2審で改めて「運転手の技量には問題がないと認識していた」などと主張していました。

22日の2審の判決はんけつで、東京高等裁判所さいばんしょの吉崎佳弥裁判さいばん長は、1審に続いて、社長に禁錮3年、元社員に禁錮4年を言い渡しました。

15人死亡しぼう スキーツアーバス事故じこ これまでの経緯

事故じこは、10年前の2016年1月15日午前2時前に起きました。

長野県軽井沢町の国道の下り坂でスキーツアーのバスが時速およそ96キロまで加速してカーブを曲がりきれずに道路どうろ脇に転落し、乗客の大学だいがく生13人と運転手2人のあわせて15人が死亡しぼう、26人がけがをしました。

バスを運行していた東京の会社「イーエスピー」には、当日の出発前に点呼をしていなかったことなど運行に関わる多くの法令違反が見つかりました。

警察けいさつは、事故じこから1年余りたった2017年6月、「イーエスピー」の社長と運行管理かんりを担当していた元社員を業務上過失致死傷の疑いで、死亡しぼうした運転手を過失運転致死傷の疑いで、それぞれ書類送検しました。

検察は、事故じこから5年たった2021年1月、社長と元社員を業務上過失致死傷の罪で在宅起訴し、運転手については死亡しぼうしているため不起訴としました。

この年の10月から長野地方裁判所さいばんしょで1審が始まり、2人が事故じこを予測できたかどうかが最大の争点になりました。

検察は、「運転手が大型バスの運転に不慣れであることを認識していた。事故じこは予測できた」として、それぞれ禁錮5年を求刑したのに対し、2人は「運転手には大型バスの運転に必要な運転技量があった。事故じこは予測できなかった」と無罪を主張しました。

2023年6月、長野地裁は「運転手の技量不足から死傷事故じこを起こすおそれがあると予測できた」と指摘し、事故じこを防ぐための注意義務を怠ったなどとして、社長に禁錮3年、元社員に禁錮4年の実刑を言い渡しました。

2人は判決はんけつを不服として控訴こうそし、去年11月、東京高等裁判所さいばんしょで始まった2審で改めて無罪を主張しました。

一方、事故じこを受けて国土交通省はバスの安全対策を見直しました。

バス会社への監査体制が強化され、貸し切りバス会社の事業許可を5年ごとに更新し、安全対策を厳しくチェックするほか、抜き打ち監査で重大な違反が見つかった場合、運行を直ちに停止するなどの対策がとられるようになりました。