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5月17日
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将棋の八大タイトルの1つ、「名人戦」七番勝負の第4局が大阪府で行われ、藤井聡太六冠(23)が挑戦者の糸谷哲郎九段(37)に勝って「名人」のタイトル4連覇を決めました。
「名人戦」七番勝負はここまで藤井六冠が3連勝し、タイトル防衛に王手をかけていて、第4局は16日から大阪府高槻市の会場で行われました。
2日目の17日は互いに相手陣に攻め込む機会をうかがう一進一退の展開となります。
終盤、藤井六冠が着実に相手玉を追い詰め、午後7時46分、糸谷九段が123手までで投了。
藤井六冠が勝って、4連勝で「名人」タイトル4連覇を決めました。
糸谷九段は自身初めてとなる「名人」タイトルの獲得はなりませんでした。
藤井六冠の次のタイトル戦は来月4日に千葉県木更津市で行われる「棋聖戦」の第1局で、服部慎一郎七段(26)と対局します。
藤井聡太六冠「なんとか結果を出せたのはうれしい」
名人戦4連覇を決めた藤井聡太六冠は、対局の直後「厳しい展開で、最終盤は時間がなくてよくわからなかったのですが、最後、詰めろをかけたときこちらの玉が詰まなければ勝てるのではないかと思っていました。いいところも悪いところもあったと思いますが、なんとか結果を出せたのはうれしく思います」と話していました。
一方、敗れた糸谷哲郎九段は、「終盤はこちらの時間が余っていないと厳しいと思っていました。シリーズを通じていろんな序盤を試せましたが、結果が出せなかったので反省です」と話していました。
「大局観を磨かないといけないと感じる場面多くあった」
藤井聡太六冠は対局を終えた後の会見で、今回の「名人戦」について、「序盤で駒がぶつかってどのように戦いが始まるかはある程度パターン化されているところもありますが、今回のシリーズは構想をどう立てるかから考える将棋になったので、その点は新鮮でもあり、自分にとって意義深いことだったと思います」と振り返りました。
また「今回の名人戦では読み筋に誤算があり、予定を変更することもあったので、読みを大事にしつつも、大局観を磨かないといけないと感じる場面が多くありました。新鮮な局面や展開が多くて、勉強になることも多かったので、この経験を生かして、よりよい将棋が指せるように頑張っていきたいです」と話しました。
その上で、「名人」タイトルを通算5期獲得で得られる「永世名人」の称号の資格を得るまであと1期に迫ったことについて、「“名人に定跡なし”という言葉もありますが、自分はまだ、その域ではないと感じたので、少しでもいまより強くなって、また来期に臨めたらと思っています」と話していました。
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